羊水過多症について

羊水過多症とは?

羊水過多症は母体内の羊水が通常よりも多くなってしまう症状のことです。妊娠時期がいつかに限らず羊水の量が800mlを越えていて、なおかつ母親の身体に何らかの自覚症状が出ている場合がこの病気になります。

この病気には急性羊水過多症と慢性羊水過多症の2種類があります。急性型の方は発生頻度はかなり低いですが、発症すると流産になるリスクがきわめて上昇します。また腹痛や呼吸困難などの重い症状も併発するので、急性の場合には適切な処置が求められます。

そして慢性羊水過多症は羊水が数ヶ月かけてジワジワと増えていく病気です。主な症状は、急性型と同じく腹痛、呼吸困難、吐き気、浮腫などが起こります。ただ急性の方と比べると症状は全般的に軽く、軽度のものでは特に治療を必要としないときもあります。


羊水過多症の治療と対策について

羊水過多症の治療については、必ず決まった方法は取られません。あくまでその症状や容態を見て、それに応じた治療対策を処置していきます。慢性型で軽度の症状の場合はそのまま様子を見ながら回復させます。何らかの症状(腹痛や悪心、心悸亢進など)が見られるときは羊水を吸引して除去を行います。

羊水を除去してもまた羊水過多の状態になることが多いので、再度除去を行ったりして治療をしていきます。また薬物療法も平行して行われて、インドメタシン療法や子宮収縮抑制剤などの投与で子宮収縮を抑えて早産を防いだりします。さらに、必要であれば帝王切開なども適用されることもあります。



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